*** 終了しました ***
2009年最初は大阪にて活動を続ける、福西 毅の硝子展を開催いたします。
福西 毅の創り出す硝子の造形は、今まで私たちが硝子に対して持っていた印象を軽々と飛び越えてしまいます。
勿論、その制作過程も単に吹き硝子の技法だけを踏襲するのではなく、そこからさらに型を起こし陶器や金属を鋳造するような方法で、今まで誰も観たことがないような新しい硝子のカタチを表現しています。
硝子その物は、御存知の様に炎の中でのたうち回る龍のようなエネルギーに溢れています。
そころがその「動」のエネルギーを一瞬にして凍り付かせてしまったかの様に「静」へと転換させてしまう彼の作品からは、「黙して語らず」とも内に秘めた消えることのない静かな情熱を感じることが出来る様に思います。
現在、あらゆる技法が生み出され、硝子その物も常に進化し続けています。
その中で静かなる情熱をもって、模索しながらも深化し続けようとする福西 毅をこれからも見守って行きたいと思います。
尚、1月10日(土)、11日(日)には作家も在廊いたします。
是非、御高覧ください。